2023年3月22日

社長の生い立ちと家づくりにかける想い

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イジメに苦しんだ子ども時代

昭和50年6月30日 和歌山県橋本市にて、
男三人兄弟の次男として誕生。

父親は生命保険会社に勤める転勤族で、
転勤先の奈良で母と出会ったそうです。

父の転勤の影響で、
私たち子どももたくさんの転校を経験したのですが、
小学校の時の初めての転校でイジメを経験。

最初のイジメで足を蹴られ、
歩くことが出来ないくらいの激痛。

それまでそんな経験は全くなかったので、
痛み以上にショックがとても大きかったのを覚えています。

そこからイジメは2年ほど続き、
これが永遠に続くのではないかと不安で、
つらい日々を過ごしていました。
 
初めての反撃

いつものように下校途中に絡まれていた時、

ちょうど後ろに兄が通りかかり、
いきなり相手の子を飛び蹴りし、パンチを2、3発。

「覚えとけよ!」

と捨て台詞とともに相手は逃げていきました。

その後もイジメは続いたのですが、
ある時、相手に思いっきり手を噛まれ、
手にはくっきりと歯形が。

ただ、その歯型を見た私は、

「こいつめちゃめちゃ虫歯やで!」

と思わず大声をあげてクラス中に見せびらかしました。

そのことがきっかけとなり、
なぜだかその後はイジメられなくなったのですが、
今思えば私の初めての反撃だったと思います。
 

中学生になっても

ちょうど中学に上がるタイミングで、

父の転勤で岐阜県岐阜市へ引っ越し。

ここでもイジメを受けてしまいます。

中学からは部活が始まり、
バスケットボール部に入りました。

運動神経が良かったからか、
3年生の先輩から可愛がってもらえ、
私だけが1年生でシュート練習を許されました。

私はとてもモチベーション高く部活に参加していたのですが、
他の1、2年生は3年生と私の練習を見学するだけ。

それが気に入らなかったのか、
部員の不良っぽい2年生からまたイジメを受けることに。

結果的にイジメがきっかけとなり、
夏休み中の部活には参加しませんでした。

休みが終わり部活に復帰はしたものの、
夏休みの練習に参加しなかったことが影響し、
その後の部活動では鳴かず飛ばず。

3年生の先輩の信頼まで失ってしまい、
夏休みに行かなかった事をとても後悔しました。

その出来事がきっかけで私に芽生えた事があります。 

 
「後悔しない人生を過ごそう」

ということです。

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親の転勤で岐阜県の中学校も離れることとなり、
熊本市の中学校へ転校。

当時はそんな時代でもありましたが、
とても荒れていた中学校でした。

ただ、荒れてはいたのですが、
そこでは全くイジメられることはなく、
部活もせず、特に目立つこともなく、
穏やかに過ごしていました。

もしかするとイジメられていた当時は、
私自身にも問題があったのかもしれません。

環境のせいだけでなく、
自分自身の態度によっても起きることは変わるのだと、
学ぶことができた気がしています。

学校は荒れてはいたものの、
ここでその雰囲気に馴染んでしまったらいけないと感じ、
まじめに勉強に励みました。


進学校に入学はしたものの

勉強一筋だった甲斐があって、
高校は進学校の熊本県立第二高等学校理数科に入学することができました。

ただ、後悔しない人生を送ろうと誓ったはずだったのに、
実はこの高校受験でも悔いを残したのです。

受験したのは第一志望の学校ではなく、
失敗を恐れてランクを下げた学校。

合格はしたものの、
挑戦しなかったことに対してとても後悔しました。

そんなモヤモヤが残る感じで入学したため、
ほとんど勉強には手がつかず、
入学後のテストではクラスで下から2番目に。

本当に3年間ダラダラと過ごしました。

大学受験でも何となく建築学科を選び、
取り敢えず受験した感じだったので全滅。

仕方なく浪人生となり、
1年後に福岡大学工学部建築学科に入学。
 

キャンパスライフ

大学の勉学は仕方なくな感じでしたが、
それ以外の大学生活は楽しく過ごしていました。

そんな中でも一番の思い出は学祭。

学祭を控えた1か月ほど前に突然、

「はい、そこのあなた、
キャンパスキングの候補になってもらいたのですが、如何ですか?」


と、実行委員会の人から声がかかったのです。

当時は目立つことが好きだったので即承諾。

等身大のポスターを作成し、
学祭前の事前投票ではなんと1位!

しかし本選では、
笑い路線で勝負するもスベリ倒して2位に(笑)

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時が過ぎ、3年生になると就職活動です。

建築学科の就職先のほとんどは、
総合建設会社であるゼネコン。

ゼネコンでは現場監督になるのが一般的ですが、
私はその「現場監督」という名に違和感を覚えました。
 
強面の職人さんの相手をするなんて嫌だ!

なんか、ダサい!

とも感じてしまい、

建築業界には行かないと決断。

ところが逆に何処に行けばよいのか分からず、
4年生になっても就職活動をせずにぷらぷら。

卒業間近になって教授に紹介を頼み込み、
建築とは関係のない派遣会社の営業の仕事をすることになりました。

働きすぎで病に倒れる

 
何の意義も持たずに社会人になり、
なんとなく毎日を過ごしていたのですが、
ある時、保険のベンチャー会社から声がかかり、
東京に行くことに。

日本初の海外の保険会社を使ったビジネスで、
日本の保険の仕組みを変えると意気込み、
使命感に燃えていました。

毎日、満員電車の通勤ラッシュに揉まれ出勤し、
帰宅は12時10分最終電車。

土日も昼過ぎから夜中まで仕事。

当然のことながら体調を崩し、
病院で検査したところ、

慢性腎炎と診断されて即入院。

原因は簡単に言えば働きすぎ。

何年かぶりにゆっくり過ごした病院のベッドの上で、
 
「このまま続けていたら死んでしまう」
 
そう思い退職を決心しました。
 
お金ばかり追求

退職した後、保険代理店として会社を設立。

最初は苦労しましたが、
数年で大きな収入を得られるほどに。

当時はお金が手に入れば幸せになれると思っていました。

ところが高級車に乗っても、
タワーマンションを買っても、
何も満足する事ができないのです。

「お金では幸せになれない」
 
重要なのは、

「人にありがとうと言ってもらえるかどうか」

そう悟りました。

悟りはしたものの仕事が身に入らず、
世の中の金融ショックも影響し、
その会社を閉じる事にしました。

建築の道に

その後は、友人の勧めで不動産の仕事に就くことになり、
大学で学んだ建築に近づいていると感じました。

中古マンションを買取り、
リフォームして再販するという仕事をする中で、
自分自身の住まいについて振り返ってみました。

転勤族の家庭に育ち、
自分の仕事でも引っ越しを繰り返し、
数えてみたら18回も家が替わっていました。

その中ではアパートやマンションといった、
集合住宅に住んできたことが多かったのですが、

住民間でのトラブルを多く経験してきました。

やはり一番多いのは騒音問題です。

マンションの販売をしていた身ですが、
買った方は必ずこの問題が発生すると言っても過言ではありません。

けれども騒音を気にして、
子どもが活発に体を動かすことを抑制することは、
子育てにおいては不自然なことだと思ったのです。

私はマンションの管理組合の理事長をしていたこともあるのですが、
騒音以外のトラブルも多く耳に入ってきました。

「お客様にはトラブルに遭ってほしくない!」

その思いが強くなり、
マンション販売の仕事をやめて、
一戸建ての建築をすることに決めました。

私たちが提供できる価値は何か?

家族が平和に暮らせる家をつくる。

これは建築会社として当然のことです。

けれども少し視点を変え、

「私たちが提供できる価値は何か?」

と考えてみたところ、
それは私が大事にしていることなのだと思いました。

私が大事にしていることは、

・人のチャレンジを応援する事

・困っている人を助ける事

・人との付き合いを良好に保つ事

・良いこと、感動を広める事

縁があったお客様に対して、
チャレンジを応援して、
困っていたら支援し、
ずっと良好に付き合い、
良い事や感動をお伝えしたい。

多くの住宅会社は、
建てるまでが仕事であり、ゴールと考えています。

しかし、家を買う人にとっては、
家が建った後からがスタートです。

ここに大きな違いがあります。

だから、セイコーハウスは、
お客様に平和を提供し続ける会社でありたいと考え、
毎日の暮らしにトキメキを感じていただける家づくりを目指しています。

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この写真は私の長女が、
生まれた長男をはじめて抱きかかえた時の写真で、
彼女にとっての「トキメキ!」です。

あなたのマイホームがこのようなトキメキに満たされ、
幸せな人生となるように願いながら、
一生懸命家づくりに努めることが私の使命です。

会社案内のページにあるミッション・理念は、私たちが提供できる価値を表現したものです。

あなたが幸せになれば、私も幸せになれます。

「お客様のありがとう」が「私のありがとう」なのです。

     株式会社セイコー住建 髙木 政利

2023年3月13日

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